右手に銃を左手に盾を

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【iPhone/androidアプリレビュー】EPOCH.(エポック) - 荒廃した世界で戦い続けるロボットたちの理由とは…?撃って隠れての攻防が熱い本格カバーシューティング!

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「EPOCH.(エポック)」は、iPhone/androidで配信されているシューティングゲーム。一般的なFPSやTPSではなく、物陰から物陰に隠れながら移動して敵を倒していく「カバーシューター」と呼ばれるジャンルの作品だ。

価格はiPhone版で120円。課金でゲーム内通貨を買えるがあまり必要はないだろう。

 

俺が大好きなロボ×シューティングのドンパチ系ゲームだが、カバーシューターというジャンルはやったことがなかったので「自分で動き回れなくて楽しいのか?」というのが第一印象。

しかし始めてみたらめっちゃ面白い!やっぱり食わず嫌いはだめだと実感したぜ。

 

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舞台は人間のいなくなった世界。プレイヤーは生き残った(?)ロボットとなって襲いくる敵を倒しながら、何故人類がいなくなったのかを解明するためにデータを集めるのが一応のストーリーだ。

オール英語で日本語は非対応だが、ほぼストーリーシーン的なものはなく、ミッション攻略で手に入るデータをギャラリーから自分で読んでストーリーを補完する流れになっているのでわからなくても問題はないぞ。

 

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ゲームモードはミッションを進めて強敵を倒していく「キャンペーン」と、エンドレスで出てくる敵を命尽きるまで倒しまくる「アリーナ」が用意されている。

キャンペーンモードはミッション数が画面に見えている10個で全てなので数は少ないが、各ミッションに4種類の難易度が用意されているので全部クリアしようとするとなかなか歯ごたえがあるぜ。

アリーナモードは4つあるステージから1つを選んでひたすら敵を倒しまくるスコアアタック。ステージ開始前にはゲーム内通貨を使用してパワーアップアイテムを買うこともできるぞ。

 

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肝心の戦闘画面はこんな感じ。

配信されてかなり経っているゲームだがグラフィックはなかなか綺麗。荒廃して寂れた都市の雰囲気がたまらないぜ。

プレイヤーは左右フリックで障害物から障害物へ移動、下フリックで障害物に隠れることができる。上フリックをすると障害物から出て射撃体勢に移り、ロックオンしている敵を自動で攻撃するのだ。

敵の攻撃が激しい時は物陰に身を隠し、リロードのタイミングなどで隙を見せたらすかさず撃つ!という駆け引きと判断が重要だぞ。

他にも大事なアクションとして、一番端の障害物にいるときに上フリックをすると逆の端までアクロバティックなジャンプを決めたり、隠れているときにさらに下フリックで手動リロードができたりするのでこれらも駆使して戦おう。

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そしてさらにプレイヤーは3つのアイテムを使用することが可能だ。

障害物の後ろまで届いて時間で爆発するグレネード、敵をまとめてロックオンして一度に複数を攻撃できるミサイル、射撃速度のアップや回復など特殊な効果を発動できる特殊装備

この辺の装備をサブ装備で持っていけるなんてめっちゃテンション上がるぜ。特にミサイルはあらゆるゲームで世話になってるからな。

これらは一度使っても時間経過でまた使えるようになるので、タイミングを見て惜しみなく使っていこう。

 

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敵もなかなかの曲者揃いだ。

最初の方は普通に銃を撃ってくるだけなので隠れていればなんとかなるが、次のステージからは敵のロボットもグレネードを使用してくる。

グレネードは着弾から爆発まで時間があるものの、障害物の後ろまで飛んでくるため移動での回避が必須だ。

その他にもこちらのフィールドを薙ぎ払うように攻撃してくるレーザー使いや、持続ダメージを与えてくるバイオ兵器使いなど厄介な敵がてんこ盛りだぜ。しかし何故ロボットにバイオ兵器が効くのか…?

キャンペーン後半やアリーナではこいつらが徒党を組んで出てきて、グレネードをこちらに投げつつあちらからはレーザー、みたいな攻撃をしてくるのでほんとに一瞬の判断が試されるぜ。

 

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そんな奴らと戦うためにはもちろんプレイヤーも強くならなくちゃいけない。

ミッションクリアで手に入るお金を使って装備を購入、そして常にベストな組み合わせで激戦に臨むのだ。

メインウェポンとなる武器には基本的なアサルトから迫撃砲、珍しいものだとターゲットの周囲にもダメージを与えるサンダーボウ的なやつまで結構豊富。

これらの武器(と防具)はそれぞれ属性でわけられており、例えば迫撃砲なら爆発系、アサルトならキネティックなど5種類が設定されている。敵もミッションごとに攻撃属性と耐性属性が決まってるいるので、出撃前はきちんと確認して武器と防具を選んでいこう。

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↑例えばこのミッションでは敵の攻撃属性が「爆発系」、耐性属性が「キネティック」と「レーザー系」であることがわかる。

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そしてグレネードやミサイル、特殊装備も忘れちゃいけない。ミサイルなんかは属性と火力が違うだけだが、グレネードは種類によってスロー効果があったりスタンさせることができたりと特色があるぞ。

特殊装備はそれぞれ全く違う能力になっており、体力回復やデコイの設置、高速移動などの中から1つを持っていけるのでプレイスタイルに合わせて選ぼう。

 

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こうして自らをカスタマイズし新たな戦場へ向かうのだ。やっぱりいいね、重火器を組み合わせてロボをカスタマイズするってのはロマンの塊だぜ。

 

不満があるとしたら、ちょっとキャンペーンが物足りないことかな。

難易度が4種類あるとはいえ、違うのは敵の強さくらいなため水増し感は否めない。最後のステージにはボスも待ち構えているが、これも1種類しかいないのでやっぱり寂しいぜ。

ボス戦は結構楽しくて好きだったので、こんな感じのやつがあと2種類くらいあったらなぁと思った。

まぁそれでも値段を考えたら十分の満足度だけどね!

 

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敵の攻撃を隠れて防ぎ、転がって避け、隙を見て攻撃を叩き込むというアクションをさながらアクロバティックのようにこなせて、見ていてもプレイしていても気持ちいい作品だったぜ!

カバーシューターなるジャンルは初めてだったが、思った以上の面白さにちょっとハマりそう。とりあえずEPOCH.には2も出ているので早速そちらも購入してしまいそうだぜ。

いつものFPSやTPSとはちょっと違ったシューティングアクションを探している方は是非ともチェックしてみてほしいオススメの作品だ!

 

EPOCH.

EPOCH.

  • Uppercut Games Pty Limited
  • ゲーム
  • ¥120