【iPhone/androidアプリレビュー】バイオハザーズ - 30秒でウイルスを倒せ!武器を組み合わせて戦うクリッカー風シューティング!
「バイオハザーズ」は、iPhone/androidで配信されている縦スクロールシューティングゲーム。価格は無料のアイテム課金制。
突如として世界に蔓延し始めた殺人ウイルスにかかってしまった主人公。ようやく開発された治療方は、自分の体内に対ウイルス兵器を出撃させウイルスを直接撃破することだった。そして徐々に明らかになるウイルスの正体とは…?
といった感じのストーリー。
ゲームシステムはオーソドックスなシューティングゲームで、プレイヤーの操作はスワイプでの自機の移動、敵を倒すとたまるゲージを消費してのボムという2つだけ。
一度のステージは30秒間と決まっており、ステージの途中でも30秒経てば終了、次に挑戦するときはその続きからというシステムになっている。そのためライフの概念はなく、被弾すると残り時間が減る仕組みになっているのだ。
ちなみにボスは一度の戦闘で倒さなければならず、時間内に倒さないとまた始めからの挑戦となってしまうぞ。
そしてこのゲームで特徴的なのが武器の装備システムだ。
一度のステージが終わるごとに今回のスコアが算出され、その10分の1を結晶として入手することができる。この結晶を使ってガチャを回し、新しい武器を入手することができるのだ。
手に入る武器は全100種類以上!プレイヤーはその中から3つを選び、自由に組み合わせて出撃することができる。
用意されている武器もなかなかに豊富で、前方に弾を発射する単純なものから後方への攻撃に特化したもの、放射状のレーザーが自機の周りを回るものや、さらには自機の動きに関わらず勝手に動き回る武器なんかもある。これを色々組み合わせるのがかなり楽しいぜ。
例えば全部の武器を前方特化にすれば、対ボスで威力を発揮するゴリゴリのパワーマシンになれるし、
全方位をカバーすれば後ろからの不意打ちにも対処可能な安定型マシンにもなる。
もはや自機から弾が一発も出ないようなカスタマイズをすることだってできるぞ。
入手した武器は結晶を消費してレベルアップさせることが可能。最初は威力1000とかなのだが、強化を繰り返すとレベルは1万を超え2万を超え、威力はなんと何千億の世界にまで到達する。
もちろんその分強化に必要な結晶は増えるが、ステージクリアで手に入る結晶もばんばんインフレしていくので問題はないぞ。
なので基本の流れは出撃して結晶集め→(ガチャを引く)→強化する→出撃という繰り返しになる。そのインフレ具合とシステムはクッキークリッカーを彷彿とさせるな。タップの代わりにシューティングするって感じ。
あとこの手のゲームにしては珍しく何気にストーリーが気になるんだよね。記憶を失った主人公が徐々にウイルスの真相に迫っていくところとか、単純に文字だけの進行で淡白なんだけどなかなか良くできてる。
ステージのボスもストーリーの進行に応じて肺だったり心臓だったりと生々しい。体内を思わせるグラフィックと合わせていい感じに気持ち悪いぜ。
ただ色合いの関係でちょっと敵弾が見えづらくなることがあるので、そこはちょっと残念だったかな。
1プレイ30秒というお手軽さと多彩な武器を組み合わせるカスタマイズ性、ガンガン上がる数値のインフレ具合が気持ちいい作品だったぜ。
シューティングゲームとしても良くまとまっている作りで、ゲームとしての難易度は高くないもののしっかりと爽快感があるぞ。
課金もほとんど必要ないので、スマホで気軽にできるシューティングを探している人にはオススメの作品だ。